コハコベ Stellaria media


コハコベ

分類
ナデシコ科 ハコベ属
植生環境
開花時期
3-9月 草地 田畑のまわり
地域
古い外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
ミドリハコベに似ていますが、茎が赤みを帯びることが多く、全体から見て葉がやや小さくて密ではなく小ぶりな印象のハコベ。
丈は10-30cm、葉は卵形、茎に1列の毛が見られます。
花は6-7mmで花弁は深く基部まで裂け、萼片より短い。雄しべは1-7個、花柱は3裂です。種子に突起はありますが尖らない。花期は少しミドリハコベより早い。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
ミドリハコベ : 雄しべは4-10個、種子の突起の先は尖る。
イヌコハコベ : 花弁がない。
撮影地
2020.3 千葉市  他

コハコベ

茎が赤味を帯びることが多く、地を匍って横に広がり、あまり立ち上がらない印象があります。ミドリハコベに 比べて葉が小さく、ややまばらなものが多い。 が、いずれも決め手にはならい。 (2017.2 千葉市)


コハコベ

通常雄しべは7個以下で、4~10のミドリハコベと見分けるポイントと言われますが、 両者が重なっているあたりの数のものも多い。 (2015.3 / 2016.3 千葉市)


コハコベ

上部の葉は無柄で茎を抱きます。中部以下は有柄。これらはミドリハコベと同じですが、葉身がやや小さいことが多い。 (2014.4 千葉市)


コハコベ

種子はちょうど1mm。突起の上面はやや平滑で尖っていません。 (2015.3 千葉市)