コケオトギリ Hypericum laxum

2022.7.5 更新

コケオトギリ

分類
オトギリソウ科 オトギリソウ属
植生環境
里 山地 亜高山
開花時期
7-9月 原 田の畦、休耕田
地域
北海道南西部以南
特記
 -
特徴
田の畦など湿った所でよく見かけます。
高さは10-30cm程度でよく分枝し、茎には4稜があります。葉は2-7mmの広卵形で先は円頭、基部は茎を抱きます。
花は茎頂に2出集散状に付き、花径5mmくらい、花弁や萼には3脈があり、黒点も黒線もない。萼は形も大きさもバラバラ。雄しべは5-8個。
備考
エングラー : オトギリソウ科
類似種
ヒメオトギリ : 急角度で分枝し、葉が三角状卵形、雄しべは10-20個。
撮影地
2015.8 千葉市  他

コケオトギリ

田の周りなどにふつうに見られるオトギリソウ。花は午後には閉じる。秋でもないのに、しばしば真っ赤に紅葉しますが、花はふつうに咲く。 (2022.7 千葉市)

コケオトギリ

花は5-8mm、萼の大きさはバラバラ。花弁や萼には3脈がある。苞は広卵形~卵形で葉と同形。 (2014.9 / 2015.8 千葉市)

コケオトギリ

葉は広卵形、基部は茎を抱く。茎には4稜があります。 (2014.9 千葉市)