フデリンドウ Gentiana zollingeri
(品種) トキイロフデリンドウ

2023.4.16 更新

フデリンドウ

分類
リンドウ科 リンドウ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 日当たりの良い草地 明るい林床
地域
全国
特記
 -
特徴
春の里でよく目にする春のリンドウ。
丈は5-10cm、ハルリンドウと異なり根生葉がありません。茎葉は広卵形でやや厚く、横に展開します。裏面はしばしば赤い。
花は上部の葉腋にまとまって付き、花冠長さ20-25mm、短柄があり、色は淡紫~紫。萼裂片は披針形で萼筒の半分の長さ。
花色がピンク色のものはトキイロフデリンドウ、白花はシロバナフデリンドウと呼ばれます。
備考
エングラー : リンドウ科
類似種
ハルリンドウ : 根生葉があり、茎に1つずつ花が付く。
コケリンドウ : 根生葉があり、花冠長さ10-15mm。
撮影地
2017.4 千葉市  他

フデリンドウ

草地や明るい林内などで一番よく目にする春のリンドウ。茎に複数の花が付く。 (2016.4 千葉市)


フデリンドウ

花冠は長さ20-25mm、副片ぎあり、時に裂ける。萼裂片は披針形。 (2023.4 / 2017.4 千葉市)


フデリンドウ

茎葉は横に展開し、基部は対生する2つが合着して鞘状になります。 (2017.4 千葉市)


(矮小型)

フデリンドウ

花径が数mmのもの。丈も2cmほど。数m四方に沢山見られ、本種だと思うがよくわからない。周囲には中間サイズの株も見られた。 (2017.4 千葉市)


(品種) トキイロフデリンドウ f. violascens

トキイロフデリンドウ

淡いピンクのものはトキイロフデリンドウと呼ばれる。 (2016.3 千葉市)