(雑) ノジオカトラノオ Lysimachia barystachys x L. clethroides


ノジオカトラノオ

分類
サクラソウ科 オカトラノオ属
植生環境
開花時期
6-8月 草地
地域
関東以西
特記
 -
特徴
ノジトラノオとオカトラノオの交雑種。
(観察による記述)
全体に毛が多いがノジトラノオほどではない。茎にも毛は多いが短い。葉は8-11cmの狭披針形~狭楕円形でやや明るい緑色でオカトラノオに比して小さく幅も狭い。葉腋部は少し赤味を帯びる。葉の両面は有毛ですが、葉裏脈上と縁を除き、ジトラノオほど目立たない。
花序は一方に傾き、花は多数、花序、花柄、萼、苞に毛があります。萼片の縁は膜質で先端は鈍頭~円頭。未開花部分で苞が蕾より長く飛び出ますが、ジトラノオほどには目立たない。
備考
エングラー : サクラソウ科
類似種
ノジトラノオ : 茎に開出する毛が密にあり、花序が大きい。
オカトラノオ : 茎に縮毛があり、葉腋部が赤い。
撮影地
2016.7 千葉市

ノジオカトラノオ

花序はノジトラノオより少し小さく、未開花部分で苞がノジトラノオほど目立たない。ノジトラノオ同様に花序や花柄、萼にも毛はありますが、やや短い。 (2016.7 千葉市)


ノジオカトラノオ

葉はノジトラノオに似て少し幅が広いような気もしますが、バラツキ範囲内だと思います。葉表は毛がやや少なく、葉裏脈上や縁では毛が目立ちますが、面は目立たない。 (2016.7 千葉市)


ノジオカトラノオ

茎や葉裏の毛は目立ちますが、ノジトラノオより短い。茎の葉腋部分に赤味が残っています。 (2016.7 千葉市)