オカトラノオ Lysimachia clethroides


オカトラノオ

分類
サクラソウ科 オカトラノオ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-8月 日当たりの良い草地
地域
全国
特記
 -
特徴
サクラソウ科のトラノオでは最もポピュラーな種の1つ。
丈は0.6-1m、茎には縮毛が見られます。葉は6-13cmの長楕円形~狭卵形、先は尖り、基部は短柄に続きます。葉の両面と裏面脈上に毛が散生します。
花は茎頂に付く総状花序に付き、径8-12mm、花冠は5裂し裂片は狭長楕円形で先は鈍頭。花序は一方に傾きます。
備考
エングラー : サクラソウ科
類似種
ノジトラノオ : 全体に毛が多く、特に茎に密に見られる。花序が大きい。
ヌマトラノオ : 全体に毛は少なく、茎の毛は目立たない。花序は直立する。
イヌヌマトラノオ : 葉は明るい緑色で縁が波立つことが多い。花序は直立するものと前傾するものがある。
ノジオカトラノオ : 茎の毛は多くノジトラノオに似るが、葉腋部の赤みが残っていることが多い。
撮影地
2010.7 群馬県赤城山  他

オカトラノオ

地下径が横に匍うので数m四方に群れることが多い。 (2017.7 青森県弘前市)


オカトラノオ

花序は一方に傾き、先は横方向を向きます。半柄の基部が赤くなります。 (2017.7 青森県弘前市)


オカトラノオ

葉は長楕円形~狭卵形、葉腋部分は赤くなります。茎には縮毛が見られます。 (2010.7 山梨県三つ峠山 / 2018.7 山形県西川町)