ミヤマトウバナ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
丈は30-70cm茎の毛はないか疎ら。葉はやや薄く、2.5-6cmの長卵形、まばらに毛があります。葉裏の腺点は不明瞭。
花は上部の葉腋や茎頂に多数付き、花冠は淡ピンク色で長さ6mm、萼の下半分のみに毛が見られます。
良く似たイヌトウバナは、萼の毛が圧倒的に多く、茎の毛も多い。

 

2016.2.18 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

ミヤマトウバナ-全体

花は茎頂に輪生状に数段付けます。葉は長卵形~卵形。
(2012.9 東京都高尾山)

ミヤマトウバナ-全体

茎頂だけでなく、上部の葉腋からも花序を付けます。
(2015.8 群馬県谷川連峰)

ミヤマトウバナ-全体2

暗い所にあって花付きが悪いもの。
(2013.8 秋田県 旧・太田町)

ミヤマトウバナ-花

花色は淡ピンク。上唇は浅く2裂、下唇は3裂で中央裂片はさほど大きくない。
(2015.7 秋田県八幡平)

ミヤマトウバナ-花2

わかりずらい写真ですが、萼の下半分に毛が多い。
(2015.7 秋田県八幡平)

ミヤマトウバナ-葉

葉は長卵形。脈上に毛が見られました。
(2010.8 群馬県谷川連峰)

ミヤマトウバナ-葉2

葉裏。脈上に毛が見られました。小さな腺点が多数ありますが、肉眼では判らない。
(2015.8 群馬県谷川連峰)

ミヤマトウバナ-茎

茎には稜に沿って少し毛が見られます。葉柄の上面にも多く見られました。
(2015.8 長野県白馬村)