ナギナタコウジュ

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シソ科 Rabiatae
シソ科 Lamiaceae
長刀の名のとおり、片方に偏って花をつけます。
丈は30-60cm。茎には軟毛があってよく分枝します。葉は3-9cmの卵形~狭卵形で、先は尖り基部はくさび型、翼のない柄があります。
花は茎頂に弓なりの穂状で片側に偏って付き、花冠長さ5mmで先端が毛状に裂けます。雄しべはわずかに突き出ます。花が付く反対側は扁円形の苞が密に覆います。苞は中央付近が広い
フトボナギナタコウジュは、苞に毛があり、中央部より上が最も幅が広く、葉は広い卵形で柄に翼があります。

 

2018.9.14 更新
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ナギナタコウジュ-全体2

花が片側に偏って咲く独特のフォルムです。茎が赤みを帯びるものが多く見られます。
(2014.9 新潟県 旧・妙高高原町)

ナギナタコウジュ-全体2

(2017.10 宮城県鳴子町)


ナギナタコウジュ-全体3

とても立派な株。60cm前後あったのではないかと思う。
(2018.9 長野県軽井沢町)

ナギナタコウジュ-全体4

河原で見られたもの。葉も赤みを帯び、花色も濃かった。
(2017.9 青森県深浦町)

ナギナタコウジュ-全体5

葉の幅が広く、結構フトボと紛らわしいものも少なくない。
(2011.10 青森県 旧・市浦町)

ナギナタコウジュ-全体6

安心して本種と確信できる姿。
(2015.9 秋田県男鹿市)

ナギナタコウジュ-花

茎頂に片側に偏った穂状の花序を付けます。
(2007.9 栃木県奥日光)

ナギナタコウジュ-花2

横から見ると、花は下半分を苞に包まれるように見えます。
花冠裂片の縁は細裂して毛状。苞に縁毛が見られます。(2016.10 千葉市)

ナギナタコウジュ-花3

苞をめくるとその内側には複数の花があり、裂片が三角状に尖った萼と、基部にごく
短い柄が見られました。花冠外側や萼裂片に毛が多い。(2016.10 千葉市)

ナギナタコウジュ-花4

花正面。
(2015.9 長野県塩尻市)

ナギナタコウジュ-花5
背面は魚のウロコ状に苞が重なっています。
苞の面には毛はなく、中央付近が一番幅が広い。白い点は腺点。
写真のものは縁毛が目立たないもの。(2014.9 新潟県 旧・妙高高原町)

ナギナタコウジュ-花6

苞の縁毛のやや長いもの。面に腺点が見られます。
(2016.10 千葉市)

ナギナタコウジュ-葉

葉は狭卵形~狭三角状卵形で、フトボノナギナタコウジュより幅が狭い。柄に翼はない。
(2018.9 長野県 旧・真田町)

ナギナタコウジュ-葉2

さらに幅の狭いもの。
(2018.9 長野県 旧・真田町)

ナギナタコウジュ-葉3

裏面にははっきりとした腺点があります。葉脈には毛が見られました。
(2014.9 新潟県 旧・妙高高原町)

ナギナタコウジュ-葉4

密度は低いけれど、葉表にも腺点がありました。
(2016.10 千葉市)

ナギナタコウジュ-茎

茎の断面は四角形。2面に下向きの毛が見られます。
(2014.9 新潟県 旧・妙高高原町)