ニシキゴロモ / シロバナニシキゴロモ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
葉脈が赤みを帯びるのが特長。全体に白い毛が多い。
丈は8-15cm、葉は長楕円形~広卵形で鈍頭、有柄、波状の鋸歯があり、脈が赤味を帯び、時に葉裏も赤くなります。
花は葉腋に数個ずつ付き、花冠1.1-1.3cm上唇は2裂し兎の耳状で、下唇は大きく3裂、中央裂片先端は切形のような感じ。
日本海側に多く見られ、白花品はシロバナニシキゴロモと呼ばれます。また、花の上唇が非常に小さいものは変種ツクバキンモンソウと呼ばれます。

 

2016.5.3 更新
  • 全体
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  • 全体5
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • シロバナニシキゴロモ
  • 同2
  • 同3
  • 同・花

ニシキゴロモ-全体

よく似たツクバキンモンソウより上唇が長いのが特徴。
(2013.5 青森市)

ニシキゴロモ-全体2

(2013.5 長野県南木曽町)


ニシキゴロモ-全体

図鑑などではピンクに近い色が示されていますが、このような色のものもあるようです。
(2013.5 長野県南木曽町)

ニシキゴロモ-全体4

青色に近いもの。
(2016.4 長野県大桑村)

全体5

斑がほとんど入らないもの。
(2016.4 長野県大桑村)

ニシキゴロモ-花

キランソウなどに比べると上唇ははっきりわかります。萼に長い毛が見られます。
(2013.5 長野県南木曽町)

ニシキゴロモ-花3

(2016.4 長野県南木曽町)


ニシキゴロモ-花3

花冠筒部は長く、1cmほど。写真は斜め上から。
(2016.4 長野県南木曽町)

ニシキゴロモ-花2

(2015.4 新潟県 旧・新井市)


ニシキゴロモ-葉

葉脈は赤く、若い葉は全体が赤みを帯びます。
(2013.5 長野県南木曽町)

ニシキゴロモ-葉2

(2015.4 新潟県 旧・新井市)


ニシキゴロモ-茎

(2015.5 新潟県加茂市)


シロバナニシキゴロモ-全体

(f. albiflora) よく見つかります。
(2008.5 新潟県・旧妙高高原町)

シロバナニシキゴロモ-全体3

茎が伸びて立ちあがったもの。
(2015.4 新潟県 旧・新井市)

シロバナニシキゴロモ-全体3

立派な株。
(2015.5 新潟県加茂市)

シロバナニシキゴロモ-花

線もなく、ほぼ真っ白。
(2008.5 新潟県・旧妙高高原町)