ニワトコ / オオバニワトコ / キミノニワトコ

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レンプクソウ科 Adoxaceae
スイカズラ科 Caprifoliaceae
丈が6mほどになる落葉小高木。
葉は8-30cmの奇数羽状複葉で、花の付く枝では小葉は2-3対、小葉は3-10cmの長楕円形、先は鋭く尖り、縁には細かな鋸歯があります。
花序は円錐形、花は淡黄色ですが、雌しべの先だけが紫色になります。
小葉がやや大きくて6-15cm、有花径の小葉が2対しかないものはオオバニワトコと呼ばれます。
葉裏、葉柄、花序の軸などに毛が多いものはケニワトコ、茎が横に倒れて伸び、小葉も大きいものはミヤマニワトコ(オオニワトコ)、小葉がより丸みがあり、鋸歯が粗く裏面脈上に固い毛のあるものはエゾニワトコと呼ばれます。

 

2020.6.1 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 葉3
  • 芽吹き
  • 芽吹き2
  • オオバニワトコ
  • 同2
  • キミノニワトコ
  • 同・実

ニワトコ-全体

高さ5-6mになるそうですが、都市近郊などでは刈られて1-2mのものをよく見ます。
(2017.4 東京都高尾山)

ニワトコ-全体2

葉はソクズと似ていますが、花序が円錐状になります。
(2007.4 千葉市)

ニワトコ-全体3

蕾の赤いもの。赤みのある花が咲くのかもしれない。
(2018.3 千葉市)

ニワトコ-全体4

果期
(2018.5 千葉市)

ニワトコ-花

紫色のものは柱頭。
(2007.4 千葉市)

ニワトコ-花2

花柱先端だけ赤い。
(2018.3 千葉市)

ニワトコ-花3

花弁は反曲します。
(2020.4 千葉市)

ニワトコ-花4

花序に毛が見られました。
(2018.3 千葉市)

ニワトコ-実

果実はふつう赤く熟します。黄色になるものはキミノニワトコと呼ばれます。
(2018.6 千葉市)

ニワトコ-葉

葉は奇数羽状複葉、小葉は2-3対で長楕円形、先は鋭く尖ります。
(2007.4 千葉市)

ニワトコ-葉2

(2020.4 千葉市)


ニワトコ-葉3

(2020.4 千葉市)


ニワトコ-枝

若い枝。多少の皮目があり、縦に浅い裂け目があり、この後次第に深くなる。
葉柄の基部にあるのは冬芽を包んでいた鱗片葉。(2018.3 千葉市)

ニワトコ-芽吹き

<注>この写真はミヤマニワトコ、エゾニワトコ等の可能性もありますが、
筆者は芽吹きでは区別できません。(2018.4 福島県 旧・南郷村)

ニワトコ-芽吹き2

季節外れの積雪の中、蕾とともに葉の展開が始まっていました。
(2018.3 東京都高尾山)

オオバニワトコ

花の付く枝の葉の小葉が2対しかなく、大きいものはオオバニワトコ(f. macrophylla)
と呼ばれ、東北や日本海側で見られます。(2011.5 新潟県 旧・巻町)

オオバニワトコ-2

(2011.5 新潟県 旧・巻町)


キミノニワトコ

果実の黄色いものは、キミノニワトコ (f. nakaiana) と呼ばれます。
(2018.5 千葉市)

キミノニワトコ-実

(2020.5 千葉市)