ナエバキスミレ

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スミレ科 Violaceae
亜高山帯で見られるオオバキスミレの変種。
全体に小型で茎が赤く、同じ高山帯にあるミヤマキスミレと違って一番下の葉が離れて付きます。葉はオオバキスミレより小さく、光沢があり、葉脈がへこんでいるものが多い。茎や葉柄に毛が見られます。オオバキスミレ同様、根茎が横に拡がって群落を作ります。
側弁に毛があり、花柱先端は膨れて毛が見られます。

 

2020.4.22 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花正面
  • 花2
  • 花 横
  • 葉2
  • 葉3
  • 茎2
  • (参考)

ナエバキスミレ-全体

蛇紋岩地にあったもの。葉も小さめでやや赤みがかっています。
(2011.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-全体2

沢沿い林縁の普通の土壌地にあったもの。蛇紋岩地のものと比べて赤味は薄くて
葉もやや大きく、パッと見はオオバキスミレのようでした。(2011.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-全体3

沢沿いの林道脇にあったもの
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

ナエバキスミレ-全体4

あまり赤味もなく、やや葉の光沢がありませんでしたが、葉はやや小さく、
茎や葉の基部の毛はしっかり付いていました。(2015.5 新潟県 旧・小出町)

ナエバキスミレ-花

(2015.5 新潟県 旧・小出町)


ナエバキスミレ-花2

花柱先端はふくらみ、毛が見られます。オオバキスミレなども同じ。
(2017.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-花2

他の黄色のスミレ同様、距はとても短い。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

ナエバキスミレ-葉

1枚が離れて付きます。
(2011.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-葉2

葉は明るい緑色で、蛇紋岩地では特に小型で一番下の葉は三角状卵形のものが多い。
葉脈が少し赤味を帯びるものも多く見られました。(2017.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-葉3

葉裏はほぼ無毛でした。
(2017.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-茎

茎や葉柄に短毛が見られます。葉裏にも見られました。
(2015.5 新潟県 旧・小出町)

ナエバキスミレ-茎2

蛇紋岩帯のもの。茎の赤味が強い。
毛の量や長さは同所でもばらつく印象でした。(2017.6 群馬県谷川岳)

ナエバキスミレ-参考

<参考>自生域外ですが、本種と思われるものが数株まとまってありました。この山の
草地にあったオオバキスミレとも全く異なっていました。(2008.7 秋田駒ヶ岳)