シコクスミレ

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スミレ科 Violaceae
ブナ林などで群生することの多いすみれです。
丈は5cmほど、葉は少数で多少白っぽく広卵形で先がツンと尖り基部は心形、鋸歯は波状。
花は小型で1.5cm、側弁に毛があり、下唇はやや細くて短く、紫色の斑が入ります。距は短く、萼の付属帯がに切れ込みがあります。
よく似たヒメスミレサイシンと比べて葉の展開が早くて花期には展開していることが多く、しばしば群生して見られます。

 

2019.5.12 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花正面
  • 花正面2
  • 花3
  • 花 横

シコクスミレ-全体

やや時期が遅れたので、咲いている花は少なく、葉が目立ちました。
(2012.5 神奈川県箱根町)

シコクスミレ-全体2

(2019.5 東京都檜原村)


シコクスミレ-全体2

(2012.5 神奈川県箱根町)


シコクスミレ-花

花はタチツボスミレなどよりやや小型の印象で、側弁に毛のあるものとないものが
あります。写真は無毛のタイプ。(2012.5 神奈川県箱根町)

シコクスミレ-花2

有毛のもの。
(2012.5 神奈川県箱根町)

シコクスミレ-花3

(2019.5 東京都檜原村)


シコクスミレ-花4

萼に付属帯は鋭い切れ込みが見られます。距は短く太い。
(2012.5 神奈川県箱根町)

シコクスミレ-葉

葉は心形で浅い鋸歯があります。花の時期までには、葉はほとんど展開し、
基部が巻いているものは少ない。(2019.5 東京都檜原村)