ハナタデ / (型) ナガボハナタデ

top
タデ科 Polygonaceae
丈は30-60cm、下部は匍うか斜上し、上部は立ちあがります。葉は3-9cmの卵形~長卵形、先が尾状に長く尖り基部はくさび形で両面にまばらに毛があって、中央にV字状の斑があります。托葉鞘は筒形で縁毛は長い
花序はややまばらな総状で長く伸び、時に分枝します。花弁はなく、萼は白~ピンク。
従来は更に花穂が長く、まばらなものをナガボハナタデと呼んで分けましたが、現在は本種に含まれます。

 

2021.10.9 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 托葉鞘
  • ナガボハナタデ
  • 同・花
  • 同・托葉鞘

ハナタデ-全体

花はややまばら。
(2019.11 千葉市)

ハナタデ-全体2

(2021.10 千葉市)


ハナタデ-全体3

花序は時に分枝します。
(2008.10 千葉市)

ハナタデ-全体4

下の中央左に見えるのはイヌタデ
(2020.10 千葉市)

ハナタデ-花

(2008.10 千葉市)


ハナタデ-花2

(2016.9 千葉市)


ハナタデ-葉

中央に斑が見られるものが多く、先が尾状に尖るのも特徴。
(2008.9 高尾山)

ハナタデ-葉2

長楕円形で先があまり伸びないもの。
(2016.9 千葉市)

ハナタデ-葉2

葉裏。
(2016.9 千葉市)

ハナタデ-托葉鞘

托葉鞘は筒型で縁に長い毛があります。
(2016.9 千葉市)

ハナタデ-種

種子は3稜がある卵形で、長さ2mm、光沢のある黒色・・・
のようですが、まだ未熟なのか暗褐色でした。(2018.11)

ナガボハナタデ-全体

花は更にまばらで花穂が長間伸びるものはナガボハナタデと呼ばれますが、
近年はハナタデに含めます。(2008.10 東京都高尾山)

ナガボハナタデ-花

花柄が見られました。ハナタデにもありますが、重なって見えずらい。
(2014.10 千葉市)

ナガボハナタデ-托葉鞘

ハナタデと同じ、筒型で縁毛は長い。
(2008.10 東京都高尾山)