ネバリタデ Persicaria viscofera var. viscofera

2022.9.21 更新

ネバリタデ

分類
タデ科 イヌタデ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-10月 日当たりの良い草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は40-80cm、全体に毛が多く、茎はよく分枝し、節間から粘液を出して粘ります。葉は4-10cmの披針形~狭披針形、先は鋭く尖り、両面に粗い毛があります。托葉鞘は長い筒形で外側に長い毛が見られ、縁に長い毛があります。
花は枝先に総状に付き、花弁はなく、萼は白緑色~ピンクで5裂して2mm。
備考
エングラー : タデ科
類似種
オオネバリタデ : 丈が1m以上と大きく、葉が細長く~15cm。茎や葉の毛はごく短い。
撮影地
2020.10 千葉市  他

ネバリタデ

丈の割りに花は地味で目立たず、近くに行ってやっと気づけるほど。 (2020.10 千葉市)

ネバリタデ

花はくすんだピンク色、花序の途中に腺体(茎の緑色の部分)があって粘る。虫がくっついていました。 (2020.10 千葉市)

ネバリタデ

葉は披針形。多くは5-6cm程度でした。両面に毛があり、葉裏にはより多く見られる。 (2020.10 千葉市)


ネバリタデ

托葉鞘は筒形で長い毛があり、縁にも長い毛が見られ、中部以上の葉腋では、その下は粘液で濡れていた。 (2022.9 千葉市)