トウダイグサ

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トウダイグサ科 Euphorbiaceae
春、早い時期に日当たりの良い土手などで、ホトケノザオオイヌノフグリなどと一緒に見られます。
丈は20-40cmほど、基部から束生、或いは単生し、多くは無毛、希に軟毛を密生するものがあります。 葉は3-4cmでヘラ形~倒卵形で茎頂にそれより少し幅の広い葉を5輪生し、中央に1つの杯状花序を付けます。更に輪生状の葉は葉腋から放射状に5つ程度の枝を出してそれぞれに杯状花序を付け、同様に2-3分を繰り返します。
花序は2-3枚の緑色の総苞葉に包まれていて、腺体は楕円形、子房の表面は平滑

 

2017.3.19 更新
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トウダイグサ-全体

一時は激減しましたが、近年、安易に除草剤が使われなくなくなってきているのか、
近所では少しずつ数が回復しているように感じます。(2015.3 千葉市)

トウダイグサ-全体2

根元から四方に茎を伸ばします、茎はほぼ分枝しません。
(2017.3 千葉市)

トウダイグサ-全体2

茎が匍った状態や斜上気味で咲き始めることも多い。暖かくなると真っ直ぐ立ちあがる。
(2016.2 千葉市)

トウダイグサ-全体4

野では一番春らしい華やかさがある花だと思う。
(2017.3 千葉県四街道市)

トウダイグサ-全体5

休耕田や田植えの頃に草刈りがされない田の周りなどではよく見られます。
(2015.3 千葉市)

トウダイグサ-全体6

どの花と組み合わせても何とかなってしまう。花が地味な割りによく目立ちます。
(2015.4 千葉市)

トウダイグサ-全体7

(2016.3 千葉県四街道市)


トウダイグサ-花

咲き始めの頃。花序の下は茎頂に輪生する葉。ヘラ型で5輪生。
(2014.3 千葉市)

トウダイグサ-花2

最初は中央の1つが咲きます。そのまわりは放射状に伸びる5つの花序で、
それぞれ苞葉が開き始めている所。苞葉はふつう各3枚。(2016.2 千葉市)

トウダイグサ-花3

最初に咲く花は唯一雌花を欠き、腺体は他より1つ多く、5つある。腺体からは雄性期に
蜜を出してアリなどを寄せ付けます。(2016.3 千葉市)

トウダイグサ-花4

腺体の下にあるのは総苞。片は5個あり、合着している。
(2016.3 千葉市)

トウダイグサ-花5

放射状に伸びた5つの花序が咲きだした状態。そのまわりに苞葉にくるまれた花序が
3つずつ見えます。(2016.2 千葉市)

トウダイグサ-花6

3段目が展開すると、4段目の苞葉のくるまれた3つの花序が見えてくる。
これを繰り返します。(2015.3 千葉市)

トウダイグサ-花7
2列目以降の花は数個の雄花と1つの雌花がセットで杯状花序となります。雌花の花柱は3。楕円形の腺体は4つ。子房の表面はなめらかで3本の筋状のくぼみがあります。写真で花序の両脇にあるのは次列の花序。(2015.3 千葉市)

トウダイグサ-花8
時に2段目でも雌花を欠くものが見られます。腺体はふつう通り4個。
早く咲来だしたもので見られるような気がします。3段目からは雌花はありました。
中央下に見えているのが1段目の花序に付いていた5個の腺体。(2017.2 千葉市)

トウダイグサ-花9

茎頂に輪生した5枚の葉から5本の柄がいます。茎はしばしば赤見を帯びます。
(2014.3 千葉市)

トウダイグサ-葉

葉はヘラ形~倒卵形。縁に細かな鋸歯があり、ふつう無毛ですが、
軟毛が見られるタイプもあります。千葉市内は有毛タイプばかり。(2012.4 千葉市)

トウダイグサ-葉2

葉裏。やや白っぽい斑模様がある。写真は茎に毛があるタイプで
葉裏にも毛が見られました。(2016.2 千葉市)

トウダイグサ-茎

茎に毛がないか僅かなもの。こちらが普通。
(2016.3 千葉県四街道市)

トウダイグサ-実

ほぼ熟した果実。3つの球体を合体させたような形をしている。
(2014.5 千葉市)

トウダイグサ-早春

茎が伸び始めた状態。基部で分枝し地を匍って広がります。このあと茎は斜上若しくは
立ち上がって茎頂に輪生する葉を付け、その先に花序を付けます。(2014.2 千葉市)