アレチニシキソウ Chamaesyce sp. aff. prostrata 


アレチニシキソウ

 学名のsp. aff. は学名未確定(若しくは不明)で、「・・・に似た」の意味。上記の場合は「ハイニシキソウに似た種」と表示している。正式な学名ではない。

分類
トウダイグサ科 ニシキソウ属 植生環境
開花時期
7-9月 荒れ地 道ばた
地域
外来種 (原産地不明)
特記
 -
特徴
茎は基部で分枝し、全周に毛があり、地を匍うかやや斜上し、更に分枝して拡がります。葉は1cmほどの楕円形で両面に白毛が見られます。葉表は青みがあり、裏は白っぽい。斑はない。
葉腋に杯状花序が付き、腺体は赤く、小さい。果実は3稜があり、稜に白毛が密生します。
異説
「日本の野生植物」では トウダイグサ属 Euphorbia としている。
備考
エングラー : トウダイグサ科
類似種
ハイニシキソウ : 茎の下面に毛はない
撮影地
2016.8 千葉市

アレチニシキソウ

小さな葉が密に付き、葉に斑がないなど、 明らかによく見るコニシキソウなどと異なっていました。花はコニシキソウなどよりも小さく感じ、わかりにくかった。 (2016.8 千葉市)


アレチニシキソウ

茎の全周に毛があります。よく似たハイニシキソウは下側に毛がない。 (2016.10 千葉市)


アレチニシキソウ

腺体は赤く、楕円形のようで、4つ。子房(果実)には白毛が密にあり、3室に別れ、それぞれ1つずつ稜が見られ、 稜上に毛が見られました。 (2016.10 千葉市)