ニシキソウ Chamaesyce humifusa

2023.9.26 更新

ニシキソウ

分類
トウダイグサ科 ニシキソウ属
植生環境
開花時期
7-10月 道ばた
地域
全国
特記
 -
特徴
茎は地を匍って拡がり、2分岐を繰り返します。葉は歪んだ長楕円形で長さ1cm、縁に細かな鋸歯があり、表裏ともにまばらに長毛が見られます。葉表に斑はない。
花序は赤味があり、腺体に付く付属体は縁がごく浅く裂けます。果実には毛はなく平滑ですが、未熟な時期には希に僅かに長毛が見られることがある。
良く似たコニシキソウは葉の中央に斑があり、果実に寝た毛が見られます。
異説
「日本の野生植物」では トウダイグサ属 Euphorbia としている。
備考
エングラー : トウダイグサ科
類似種
コニシキソウ : ふつう葉に斑があり、子房(果実)に毛がある
撮影地
2023.9 千葉市

ニシキソウ

コニシキソウと比較すると、葉がややまばらに見えます。 (2023.9 千葉市)


ニシキソウ

葉に斑はなく、目立たない鋸歯がある。茎や葉裏に長毛がある。 (2017.8 千葉市)


ニシキソウ

果実は無毛で表面は平滑。 (2022.8 千葉市)


ニシキソウ

腺体の付属体はごく小さい。未熟な果実には毛がまばらに見られる。 (2023.9 千葉市)