カラスウリ Trichosanthes cucumeroides

2023.10.17 更新

カラスウリ

分類
ウリ科 カラスウリ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 林縁
地域
本州以南
特記
 -
特徴
野草のウリといえば、真っ先に思いつくウリ。
雌雄異株のツル性植物。葉は卵心形~腎心形で3-5浅裂~深裂で裏面に短毛が見られます。
雄株の花序は総状に付き2-10cm、雌株の花は葉腋に付き、夜間開花します。果実は楕円状球形で長さ5-7cm、赤く熟します。
備考
エングラー : ウリ科
類似種
キカラスウリ : 花冠裂片の幅が広い。葉に光沢があり、裂片の先が尖る。果実は黄色に熟す。
撮影地
2017.8 千葉市

カラスウリ

花弁は糸状に裂けた部分が完全に展開すると、径6-7cmになる。 (2017.8 千葉市)


カラスウリ

左 : 雌花 右 : 雄花 (2017.8 千葉市)


カラスウリ

葉は卵心形で3-5浅裂します。 (2016.10 千葉市)


カラスウリ

実が熟す頃には、葉は枯れ落ちていることが多い。 (2017.10 千葉市)


(虫こぶ) カラスウリクキフクレフシ

カラスウリ

ウリウロコタマバエによる虫こぶ。茎(ツル)が太くなったりぐにゃぐにゃ曲がったりする。写真は茎の先が切れてしまったもの。 (2023.10 千葉市)