ナルコユリ

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クサスギカズラ科 Asparagaceae
ユリ科 Liliaceae
アマドコロと異なり、茎に稜がなく丸いことが特徴です。
丈は0.5-1m、葉は8-15cmの披針形~狭披針形、葉裏の脈上に小突起があります。
花は葉腋に1-5個ずつ付きます。花筒は17-23mm、花被は合着し先端が裂けて開き、緑色。

 

2023.5.16 更新
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ナルコユリ-全体

アマドコロと比べて葉の幅が明らかに狭い。
(2019.5 千葉市)

ナルコユリ

(2023.5 千葉市)


ナルコユリ-全体3

(2018.5 千葉市)


ナルコユリ-全体4
大きいものはオオナルコユリと誤解されやすい。
オオナルコユリは本種と全体の大きさは同じで、花が大きくて葉が笹葉状ではない。
写真は本種。(2014.6 千葉県四街道市)

ナルコユリ-花

葉腋から柄が伸び、途中で分枝して1-6個の花を付けます。
(2014.6 千葉県四街道市)

ナルコユリ-花2

花は筒形で長さ17-23mm、花被は合着して先端部のみ裂けます。先端は緑色。
(2019.5 千葉市)

ナルコユリ-花3
花の断面。花被は先端を除き合着、
花糸の下半はその花冠に合着。これらはこの属共通。
花糸の離生部は花糸全体の1/2弱。子房、花柱は平滑。(2018.5 千葉市)

ナルコユリ-花4

花糸離生部の中・上部。少し膨らみがあり、低い凹凸が見られますが、概ね平滑。
(2018.5 千葉市)

ナルコユリ-実

葉が枯れる頃まで付いていました。
(2017.10 千葉市)

ナルコユリ-蕾

(2013.4 千葉市)


ナルコユリ-葉

披針形~狭長披針形で先は鋭く尖っています。
(2011.5 茨城県筑波山)

ナルコユリ-葉2

茎は丸く、葉腋から花柄が出ます。
(2014.6 千葉県四街道市)

ナルコユリ-葉3

葉裏。小脈がやや浮き出て、その上に細かな突起が並んでいました。
(2016.4 千葉市)

ナルコユリ-葉4

小脈に突起があり、面には編み目状の組織が見られます。
(2018.4 千葉市)

ナルコユリ-芽出し

(2015.4 千葉県四街道市)