シロイヌナズナ Arabidopsis thaliana

2022.4.10 更新

シロイヌナズナ

分類
アブラナ科 シロイヌナズナ属
植生環境
開花時期
3-5月 公園 荒れ地 道ばた
地域
全国 (外来由来を含む)
特記
 -
特徴
花期もロゼット状の根生葉があり、そこから茎を伸ばして20-30cmになります。茎の下部に毛が密生します。根生葉は短柄があり、狭披針形~長楕円形、茎葉はまばらで狭披針形、いずれにも星状毛と二股毛が見られます。茎葉は茎を抱かない。
花はまばらに総状に付き、花弁は3-4mm、果実は長い線形で9-18mm、柄は斜め上に開出して上を向きます。
備考
在来のものと外来由来の両方の株があり、都市部のものは外来由来の可能性が高い。(外観で区別できない)
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
 
撮影地
2016.3 千葉市

シロイヌナズナ

ナズナやタネツケバナ類と一緒にあることが多く、特に果実の付き方はミチタネツケバナによく似る。茎葉は小さく目立たないので遠目では紛れて気づきにくい。根生葉が全縁なので、近づいて見れば区別は容易。 (2016.3 千葉市)


シロイヌナズナ

雄しべは6。うち2本は短い。萼に毛が見られるものが多くありました。 (2022.4 千葉市)


シロイヌナズナ

根生葉は狭披針形~長楕円形、鈍く低い鋸歯があるか全縁、二股毛、星状毛が見られました。。茎の下部には単純毛が密生。 (2014.3 千葉市)


シロイヌナズナ

茎葉はまばらで狭披針形、茎を抱かない。葉の両面に二股毛や星状毛が見られました。中部以上の茎には毛がほとんどなく、白っぽい。 (2014.3 千葉市)