- 全体
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- 全体4
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- 全体6
- 花
- 花2
- 花3
- 実
- 葉
- 葉2
- 茎・葉3
- 茎2
- 早春
- 早春2
- 「モデル植物」
10cmほどの丈でも花を付けていました。ロゼットは直径3cmくらいでした。
(2014.3 千葉市)
道のアスファルト脇に並んでいたもの。市街地にあるものの多くは
外来由来だそうです。そもそも在来のものはどこに・・・。(2016.3 千葉市)
都市部では繁殖力は決して弱くないようなので、郊外などに在来のものも少なからずあると思うのですが、推測すらできない。(2018.4 長野県小諸市)
萼に微毛が見られます。
(2014.3 千葉市)
雄しべは6。うち2本は短い。
(2016.3 千葉市)
萼に毛が見られるものが多くありました。
(2017.4 千葉市)
根生葉は狭披針形~長楕円形、鈍く低い鋸歯があるか全縁。
(2014.3 千葉市)
根生葉には二股毛、星状毛が見られました。
但し古い葉は脱落して見られないものもあった。(2017.4 千葉市)
茎葉はまばらで狭披針形、茎を抱かない。葉の両面に二股毛や星状毛が見られました。
中部以上の茎には毛がほとんどなく、白っぽい。(2014.3 千葉市)
茎の下部には単純毛が密生します。
(2014.3 千葉市)
始めは葉身に比して柄が長く見えました。写真のロゼット径は約1cm。
(2016.2 千葉市)
やや成長したロゼット。花期に見られるものと変わらない。写真のロゼット径は4cm。
(2016.2 千葉市)
シロイヌナズナについて、全く別のことをインターネットで調べていたら、この植物の意外な有益性わかりました。この植物、植物学上の「モデル植物」なのだそうです。 「昔はどちらかと言えば博物学的であった植物の研究は、モデル植物シロイヌナズナの登場により一変した」(学習院大学理学部HPより)・・・だそうです。 劇的変革をもたらした内容とは、日本(かずさDNA研究所)、ヨーロッパ、米国の共同チームが植物で初めて、全ゲノム・・・1.3億塩基対の解読を2000.12までに完了した・・・ということらしいです。つまり、シロイヌナズナに刻まれた進化の歴史が見えたということと、遺伝子1つ1つが果たす役割が判ったということ・・・みたいです。 その解析にシロイヌナズナが選ばれた理由は、一世代が短く、室内栽培が可能で自家受粉が可能、ゲノムサイズが小さい・・・などのようです。 内容については私などにわかるはずもないので省略しますが、この事実を知って以来、このちっぽけな植物が特別なものに見えるようになりました。 |