タチタネツケバナ Cardamine fallax

2022.4.15 更新

タチタネツケバナ

分類
アブラナ科 タネツケバナ属
植生環境
開花時期
3-5月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
全草に毛が多く、茎は細く、葉腋ごとに稲妻型に曲がります。茎葉は羽状複葉で小葉の形は楕円形~線形のタネツケバナです。小葉はしばしば更に裂けます。根生葉はミチタネツケバナに似ていますが、ミチタネツケバナのように多数は付かず、少ない。
花の雄しべは6、果実は茎に対してやや鋭角的に付きます。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
ミチタネツケバナ : 全体に毛が多く、茎は稲妻形に曲がる。雄しべは4。小葉は小さく、線状楕円形のものが多い。
撮影地
2016.4 青森県八戸市  他

タチタネツケバナ

茎はタネツケバナ以上に稲妻形にくねくね曲がっていました。 (2017.4 千葉県松戸市)


タチタネツケバナ

雄しべは6。 (2016.4 青森県八戸市)


タチタネツケバナ

果実は茎に対して鋭角的。 (2022.4 千葉県富津市)


タチタネツケバナ

葉は羽状複葉で小葉や軸に毛が多く、中部以下の葉では小葉は楕円形で更に裂けることが多い。 (2022.4 千葉県富津市)


タチタネツケバナ

上部の葉の小葉は線形であることが多い。下部の茎葉は羽状複葉で小葉はしばしば更に裂けます。 (2016.4 青森県八戸市)