ミチタネツケバナ Cardamine hirsuta


ミチタネツケバナ

分類
アブラナ科 タネツケバナ属
植生環境
開花時期
3-4月 道ばた 土手  公園
地域
外来種 (ユーラシア原産)
特記
 -
特徴
丈は10-25cmほど、根生葉は多数付き、柄があって頭大羽状に裂け、茎葉は小さくて少なく、小葉も小さい。茎には毛がない。
花はタネツケバナより早く咲き始め、雄しべが4本(タネツケバナは6本)です。果実は少し離れて急角度で立ちあがり花茎と平行に近くなる。
タネツケバナが湿った場所に多く、こちらはやや乾いた場所に多い。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
タネツケバナ : 田んぼ等で見られ、根生葉は多くはなく、茎はは多数。雄しべは6。
タチタネツケバナ : 路傍等で見られ、全体に毛が多く、茎は稲妻形に曲がる。雄しべは6。
撮影地
2009.3 千葉市

ミチタネツケバナ

道ばたや住環境まわりでふつうに見られるタネツケバナ。田んぼまわりでは、湧水路はオオバタネツケバナ、田んぼはタネツケバナ、 作業道は本種と綺麗に棲み分けていました。 (2016.3 千葉市)


ミチタネツケバナ

雄しべはふつう4本。 (2016.3 千葉市)


ミチタネツケバナ

果柄は茎から鋭角的に出て、果実は茎に平行ぎみになる。 (2016.3 千葉市)


ミチタネツケバナ

根生葉は多く、丸くこんもりとまとまっています。茎葉は多少毛があるか無毛で、奇数羽状複葉、小葉も小さい。 (2007.3 千葉市)