ワサビ Eutrema japonicum


ワサビ

分類
アブラナ科 タネツケバナ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 沢沿いなどの綺麗な水の中や辺
地域
全国
特記
 -
特徴
和食の食卓にかかせない「わさび」ですが、日本にのみ自生します。
丈は20-40cm。茎は下部ではやや斜上気味に伸びることも多い。根生葉は大きく6-12cm。円形で基部は心形、光沢があり、縁には波状の鋸歯が見られ、柄の下部の幅が広い。茎葉は小さくまばら。
花は短い総状に付き、花弁は6mm、花の基部に葉状の苞が見られます。果実は長角果で1.5-1.7cm、数珠状にくびれる。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
オオユリワサビ : 根茎はあまり発達せず、開花後に葉身は枯れて夏越しする。
撮影地
2011.4 長野県茅野市  他

ワサビ

湧き水の流れる小さい沢沿いなどでよく見られます。ただし、栽培ものくらいに根が太くなるものは、ほぼ望めない。 (2011.5 栃木県那須町)


ワサビ

花は比較的まとまって付きます。花弁は約6mm。 (2016.4 長野県辰野町)


ワサビ

1つ1つの花の柄の基部に葉状の苞が付きます。 (2015.5 新潟県十日町市)


ワサビ

根生葉は6-12cm、円形で基部は心形、波状鋸歯が見られます。茎葉は三角状で小さい。 (2008.5 長野県上高地)