キレハマメグンバイナズナ Lepidium bonariense

2025.7.27 作成

キレハマメグンバイナズナ

分類
アブラナ科 マメグンバイナズナ属
植生環境
海岸 里
開花時期
5-7月 乾いた草地 荒れ地
地域
外来種 (南米原産)
特記
 -
特徴
丈は30-50cmほど、茎は有毛、葉は1-2回羽状に深く裂け、裂片は線形~広線形、縁毛がある。
花は茎頂に総状に付き、花弁は小さく、ないこともある。雄しべは2、萼片の1片にのみ目立つ毛がある。花序にも短い毛が多い。果実は円形で径3mm弱。
備考
エングラー :  アブラナ科
類似種
マメグンバイナズナ : 葉は細いヘラ形で鋸歯縁~全縁。
撮影地
2020.7 千葉県富津市

キレハマメグンバイナズナ

東京湾口の広い海岸の砂地で群れていた。花期の終盤で下部の葉が失われているせいか、2回羽状の葉が見つからない・・・その点が少し気になるが、他の特徴はほぼ一致した。 (2020.7 千葉県富津市)

キレハマメグンバイナズナ

花弁(矢印)はごく小さく、ないこともある。雄しべは2、4つの萼片のうち1つにだけ目立つ毛がある。 (2020.7 千葉県富津市)

キレハマメグンバイナズナ

果実は円形・・・マメグンバイナズナとあまり変わらない印象。 (2020.7 千葉県富津市)


キレハマメグンバイナズナ

葉は1-2回羽状に細く裂ける。ここでは1回+まばらに鋸歯程度だった。根生葉や下部の葉は既に枯れていて確認できていない。 (2020.7 千葉県富津市)


キレハマメグンバイナズナ

茎には微細な毛が密に見られ、やや長い毛がまばらに見られた。 (2020.7 千葉県富津市)