マメグンバイナズナ Lepidium virginicum


マメグンバイナズナ

分類
アブラナ科 マメグンバイナズナ属
植生環境
開花時期
5-6月 道ばた
地域
外来種 (北米原産)
特記
 -
特徴
都市近郊などでよく見られます。
丈は15-60cm、主茎上部の葉腋でよく分枝します。茎葉は細いヘラ形で縁は全縁~まばらな鋸歯状、根生葉はロゼット状で5-15cmの倒卵形~ヘラ形で頭大羽状に裂けます。
花は茎頂に総状に付き、花は小さくて希に花弁がないこともある。果実は3mm程度の円形で先端がわずかに凹みます。
良く似たグンバイナズナは、果実が大きく12-15mmの円形、茎葉の基部が矢尻形となって茎を抱きます。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
グンバイナズナ : 果実は1.2-1.5cmと大きく、葉の基部は矢尻形。
撮影地
2007.5 千葉市

マメグンバイナズナ

主茎の下から1/3くらいのところから上は、葉腋ごとによく分岐します。 (2017.5 千葉市)


マメグンバイナズナ

花序は果実を含めコップ状のシルエット、花弁は大きさが不揃いなことも多く、ないこともあります。 (2020.5 千葉市)


マメグンバイナズナ

果実は3mm程度の円形で、先端がわずかに窪みます。種子は各室1個。良く似たグンバイナズナの果実は1cm。 (2015.6 秋田県能代市)


マメグンバイナズナ

茎葉は倒披針形で柄はなく、鋸歯があります。根生葉は頭大羽状。 (2014.4 千葉市)