ナズナ Capsella bursa-pastoris var. triangularis


ナズナ

分類
アブラナ科 ナズナ属
植生環境
開花時期
2-5月 道ばた 畑 公園 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
日本では普通に見られる植物ですが、欧州で見られるホソミナズナの変種。
春の七草の1つでもあるこの花ですが、近年密かに外来種が混ざっているとも聞きます。
丈は10-50cm、茎葉は基部が矢尻形になって茎を抱き、根生葉は頭大羽状に裂けます。茎は円柱状。
花は総状に多数付き、花弁は1.5-3.5mm、果実は5-8mmの逆三角形。
付記
学名を C. bursa-pastoris とすると、和種名上はナズナにホソミナズナが含まれる。 <学名上はホソミナズナが基準種>
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
ホソミナズナ : 果実は幅より長がさが長く、丸みが少ない。
撮影地
2009.3 千葉市  他

ナズナ

俗称、「ペンペングサ」。写真は花期終盤。 (2015.4 千葉市)


ナズナ

千葉では、例年ですと立春をすぎてちょっとすると咲き出します。 (2014.3 千葉市)


ナズナ

果実は「ペンペングサ」の名の由来である三味線のバチ形。 (2017.2 千葉市)


ナズナ

根生葉は頭大羽状に裂け、茎葉はふつう裂けず、基部が矢尻形で茎を抱き込みます。 (2014.3 /2008.3 千葉市)