ヤナギラン
APG
科名索引
アカバナ科
学名対照表
Engler
科名索引
アカバナ科
50音
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タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
アカバナ科 Onagraceae
学名
Chamerion angustifolium ssp. angustifolium
Chamerion angustifolium
分類
ヤナギラン属
開花時期
6-8月
地域
北海道~東北北部
植生環境
山地
草地
特記
-
東北北部以北で見られます。
丈は1-1.5m、葉は5-20cmの長披針形でほぼ全縁、葉裏は白いですが無毛。
円錐形に整った総状の花序
に3cmほどの鮮やかなピンクの花を付けます。花は4数性で花弁は4個、花柱は4裂、雄しべは8個。萼は線状披針形。果実は5-8cmの線形。
東北南部~中部で見られ、「ヤナギラン」と呼ばれるものは全て
ウスゲヤナギラン
で、葉の縁に欠刻状の小さな鋸歯があり、葉裏や茎の上部に毛が見られる。
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2019.1.10 更新
全体
全体2
花
花2
蕾
実
葉
高原の花としておなじみですが、東北以南の見慣れたものは亜種の
ウスゲヤナギラン
。ただ、外観はあまり変わらない。(2017.7 青森県八甲田山)
このあたりでは7月の花。
(2017.7 青森県八甲田山)
雄性先熟で、写真はその雄性期の花。雄しべは8で花粉の放出が終わる頃、
柱頭が伸びます。花柱先端は4裂。(2017.7 青森県八甲田山)
花の基部にある少し白く見える部分が子房。
(2017.7 青森県八甲田山)
蕾は始め下を向いており、開花近くになると横に展開する。
(2017.7 青森県八甲田山)
(2012.7 青森県八甲田山)
葉は長披針形でほぼ全縁。
(2012.7 青森県八甲田山)