ミズタマソウ Circaea mollis

2023.8.6 更新

ミズタマソウ

分類
アカバナ科 ミズタマソウ属
植生環境
山地
開花時期
8-9月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は20-50cm、葉は5-13cmの長卵形~長楕円形で先はするどく尖り基部は円形~くさび形、柄があります。茎は下向きの微毛があります。
花は総状に付き、花弁2,萼2、雄しべ2で、後ろにある子房のカギ形に曲がった毛が目立ちます。花序の軸や花柄は無毛か細毛がある。
備考
エングラー : アカバナ科
類似種
ウシタキソウ : 葉の幅が広く基部はふつう心形、花序の軸や柄に毛が密生。
撮影地
2023.8 千葉市

ミズタマソウ

上部の葉腋からよく分枝して花序を付けます。 (2020.8 千葉市)


ミズタマソウ

萼と十字クロスするように花弁が2枚あり、さらにクロスして雄しべがあります。花弁は幅広のハート形。子房には先端が鍵形に曲がった毛が密生しています。花序の軸、花柄に毛が散生していますが、ふつう、ウシタキソウより少ない。 (2020.8 / 2018.9 千葉市)


ミズタマソウ

下向きの果実を水のしずくが落ちようとする様に見立てた名だと思いますが、先人の観察力と感性のすばらしさに感心します。 (2014.8 千葉市)


ミズタマソウ

葉は長楕円形で先が鋭く尖ります。 (2010.7 千葉市)