オオバナミズキンバイ Ludwigia grandiflora subsp. grandiflora


オオバナミズキンバイ

分類
アカバナ科 チョウジタデ属
植生環境
開花時期
7-10月 沼 河川のよどみ
地域
外来種 (北米原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
ミズキンバイに比して気中茎や葉裏に毛が目立ちます。
茎は水中の地を匍い、長い走出枝を出して水面に達すると気中に茎を伸ばして花を付けます。水中茎や走出枝は無毛、沈水葉も無毛で走出枝に付く葉は長い柄があり楕円形。気中の茎は有毛、葉は長楕円形~楕円形で裏面に軟毛が多く見られます。
花は気中の葉腋に付き、径2.5cm、ふつう5弁花で花弁の先端が凹みます。
備考
エングラー : アカバナ科
類似種
ミズキンバイ : 全草無毛。
撮影地
2020.7 千葉県柏市

オオバナミズキンバイ

水面を覆いつくすように繁殖し、治水などに悪影響を及ぼす恐れから各地で駆除が進められている植物。 (2020.7 千葉県柏市)


オオバナミズキンバイ

花は径2.5cmでミズキンバイと変わらず、オオバナというほどではない。柱頭は棍棒状であるところがミズキンバイと異なる。 (2020.7 千葉県柏市)


オオバナミズキンバイ

気中の茎にも軟毛が密にあり、葉にもある。葉の基部に腺体が見られますが、ミズキンバイより小さい。 (2020.7 千葉県柏市)


オオバナミズキンバイ

走出枝が水面を長く伸び、葉腋で分枝していました。 (2020.7 千葉県柏市)