ミズキンバイ Ludwigia peploides subsp. stipulacea


ミズキンバイ

分類
アカバナ科 チョウジタデ属
植生環境
開花時期
7-9月 田 湿地
地域
全国
特記
絶滅危惧2類
特徴
丈は20-50cm、葉は無毛で3-7cmの倒披針形~長楕円形で全縁、葉の基部に腺体が1対あります。茎も無毛。
花は葉腋から伸ばした長い花柄の先に付き、径2.5cmほど。花弁・萼ともに4-5個。花柄は3-4cm。
備考
エングラー : アカバナ科
類似種
オオバナミズキンバイ : 気中の葉や茎に開出する毛が多い。
撮影地
2010.10 千葉県

ミズキンバイ

海岸から20mと離れていない岩場の清水の流れ込む水たまりにあった群落。残念ながらこの自生地は、撮影の5ヶ月後、東日本大震災の津波で土壌ごと失われた。 (2010.10 千葉県)


ミズキンバイ

花弁は広卵形で重なり合って広がり、先端がややへこみ、基部が急に狭まります。 花弁、萼は4-5個で雄しべはその2倍数。 (2010.10 千葉県)


ミズキンバイ

萼片は披針形で鋭く尖ります。基部にあるのは腺体。葉は倒披針形~長楕円形で全縁。 (2010.10 千葉県)


ミズキンバイ

茎は無毛。葉腋や萼の基部に大きな腺体があり目立ちます。 (2010.10 千葉県)