ミズタマソウ属の交雑種APG

 

ミズタマソウ属は交雑しやすいようで、様々な交雑種が確認されています。わかりにくかったので整理してみました。


オレンジ色は種、淡緑は線で結んだ両端を親とする交雑種

これらのミズタマソウ属の種は日本だけでなく北半球の各地に自生しており、各地で交雑が確認されています。母種が絶えて交雑種のみが自生する場所が複数あるようで、上記のうち、ハヤチネミズタマソウの自生地周辺ではエゾノミズタマソウが確認できないようです。

注: エゾノミズタマソウとヤマタニタデの和名については混乱があり、論文等でも使い方がまちまちで、逆になっているケースもあります。詳しくはアカバナ科和名学名対照表をご覧下さい。

・・・この内容は、David E. Boufford "The Genus Circaea (Onagracea ein) Japan" (NAID:110003761068) 1982.4 をY-List (2015.2) に照らし合わせて作成しました。論文では、これ以外にも交雑が認められるように記述されていますが、照合出来ませんでした。