ホソバノヨツバムグラ Galium trifidum subsp. columbianum

2024.7.5 更新

ホソバノヨツバムグラ

分類
アカネ科 ヨツバムグラ属
植生環境
里 山地 亜高山
開花時期
6-8月 湿地
地域
全国
特記
 -
特徴
この仲間は花冠が4裂するものがほとんどですが、この種はふつう3裂するのが特徴。
丈は20-50cm、茎が細くてもたれかかるようにして伸びます。葉は4-6枚が輪生、倒披針形または狭長楕円形で先端は丸い。普通、茎に下向きのの刺毛があり、葉裏脈上や縁にも毛が見られます。
花はまばらに付き、径1mm、花冠は3裂、時に4裂。果実は無毛。
備考
エングラー:アカネ科
類似種
 
撮影地
2020.6 千葉市  他

ホソバノヨツバムグラ

沼地の周囲や山地の湿原、休耕田、汽水域の湿地などもで見られるムグラ。花冠裂片が多くが3つであるので見分けやすい。(2024.6 千葉市)


ホソバノヨツバムグラ

花冠はふつう3裂、雄しべ3、花柱2。時に花冠4裂、雄しべ4のものが混ざります。 (2015.7 長野県白馬村)  果実はツルッとした綺麗な球形が2つ繋がった形。 (2014.7 茨城県東海村)


ホソバノヨツバムグラ

葉は倒披針形~狭長楕円形で4-6枚輪生しています。茎には稜があり、微細な下向きの毛があります。 (2020.6 千葉市)


ホソバノヨツバムグラ

脈上と縁に小さな刺毛があります。茎にも刺毛はありますが、 まばらだったりごく小さいことが多い。 (2015.7 群馬県沼田市)