ハリヒジキ Salsola tragus


ハリヒジキ

分類
ヒユ科 オカヒジキ属
植生環境
海岸 里
開花時期
7-10月 砂地 荒れ地
地域
外来種 (中国原産)
特記
 -
特徴
オカヒジキによく似た外来種。
丈もオカヒジキと同じ10-40cm、茎はよく分枝し、横にも拡がります。葉は円柱状で1-3cmで先が鋭い刺状となります。
花は葉腋に1つずつ付き、基部に2つの苞が付き、花被は5で、果期に膜質の翼が拡がって果実を環状にとり囲みます。
備考
エングラー : アカザ科
類似種
オカヒジキ : 果期の花被片に翼はなく、急に内側に折れ曲がる。
撮影地
2010.10 千葉県館山市

ハリヒジキ

在来のオカヒジキとよく似ており、見分けは難しいが、果実の様子が異なる。 (2010.10 千葉県館山市)

ハリヒジキ

花被片(A)はオカヒジキと同じように上部で直角に内側に折れ曲がって果実を包みますが、横に張り出す花弁状の付属体(B)があって環状に果実を取り囲みます。図鑑等ではこれを「花被片の翼」と呼んでいます。 (2020.10 千葉県館山市)