アヤメ  Iris sanguinea var. sanguinea
(品種) シロアヤメ


アヤメ

分類
アヤメ科 アヤメ属
植生環境
開花時期
4-7月 やや乾いた草地
地域
全国
特記
 -
特徴
葉は長さ30-50cm、幅0.5-1cm、中脈は目立たない。
花茎は30-60cmで花径8cm前後、外花被片は広倒卵形で爪部に黄色と紫の繊細な模様があります。内花被片は楕円状倒披針形で直立します。花柱上部は3裂し花弁状、先端が小さく2裂し、更に歯牙があり、裏面に雄しべが沿います。
白花はシロアヤメと呼びます。
備考
エングラー : アヤメ科
類似種
ヒオウギアヤメ : 主に亜高山帯の湿地にあり、内花被片が小さく1cmほどで平開する
撮影地
2018.6 上田市  他

アヤメ

元、湿地のような場所で見られました。 (2011.7長野県湯ノ丸高原)


アヤメ

外花披片の編み目紋様が目印になります。内花被片は大きく、ふつう直立して目立ちますが、風や雨が強かったりすると折れてしまうこともあります。 (2008.7 福島県裏磐梯)


アヤメ

花柱は花弁状、先が短く2裂し、先は少し裂ける。2裂する股の部分付近に柱頭がある(A)。雄しべは花柱裏面に沿っている(B)が、合着はしていない。葯は紫色。 (2016.7 岩手県岩泉町)


(品種) シロアヤメ f. albiflora

シロアヤメ

ふつうのアヤメ群落の一角で見られたもの。斑も見られませんでした。 (2016.7 岩手県岩泉町)