- 全体
- 全体2
- 全体3
- 全体4
- 花
- 花2
- 花3
- 花4
- 花5
- 葉
- シロアヤメ
- 名前の経緯
元、湿地のような場所です。
(2011.7 長野県湯の丸高原)
(2018.6 長野県 旧・真田町)
これは園芸改良種かも・・・。編み目部分が少し小さい。
(2007.4 千葉県・旧佐原市)
外花披片の編み目紋様が目印になります。内花被片は大きく、ふつう直立して目立ちますが、風や雨が強かったりすると折れてしまうこともあります。(2008.7 裏磐梯)
茎の上部の苞から1-3つ程度の花が順に咲きます。
(2016.6 長野県 旧・真田町)
花弁化した花柱の裏に沿うように雄しべが伸びています。
(2018.6 長野県 旧・真田町)
(2007.5 千葉市) <植栽>
(f. albiflora)ふつうのアヤメ群落の一角で見られたもの。斑も見られませんでした。
花被がやや細いですが、ここのものは普通のアヤメも細かった。(2016.7 岩手県岩泉町)
古来より愛されてきたが故に、誤解などにより読みなどが変遷して今日に至っています。好奇心からアバウトにまとめてみました。 セキショウ : 漢名は「石菖蒲」「菖蒲」。中国で端午の節句に用いられたものはこちら。(古代中国では「菖蒲」はショウブ属を総称して用いられていたようで、最も薬効のあるものは「石菖」と言われ、これを「菖蒲」と狭義的に呼ぶこともあったらしい) ショウブ : 漢名は「白菖」「水菖」「菖蒲」。古代中国では、白菖と水菖は別のもので、「菖蒲」は総称のようです。日本古来の和名は「あやめぐさ」。漢の時代に始まった端午の節句を日本でも行うにあたり、「菖蒲」の字が使われ、読みも「しょうぶ」と改められたようです。が、本来セキショウのつもりが誤ってショウブが用いられ、そのまま引き継がれて現代でも日本の端午の節句はこちら。 アヤメ : 葉がショウブに似ていることから、古来から「はなあやめ」と呼ばれ、「あやめ」とも呼ばれていたたようです。指示によりショウブに「菖蒲」の字がはめられましたが、民衆は「あやめぐさ=菖蒲」を「はなあやめ=菖蒲」と誤解し、「菖蒲」も「あやめ」と読まれるようになりました。この「あやめ」にはノハナショウブが含まれるようです。 その後、「あやめ(菖蒲)」は「はなしょうぶ(花菖蒲)」と呼ばれるようになり、江戸時代は「あやめ(菖蒲)」はカキツバタやその他アヤメ属を含めた総称となったようです。その名残が、「菖蒲園」の実態と符号しているように思います。 ノハナショウブ : 近代に入ってから、アヤメと園芸種が分けられ、園芸種「はなしょうぶ(花菖蒲)」と区別するために「ノ(野)」が付けられたようです。 カキツバタ : カキツバタのページ 「杜若」も誤解によるもの のタブを参照 以上、図書やwebに掲載された記述を参考に、15.4.8 に一部修正させていただきました。 |