- 全体
- 全体2
- 全体3
- 全体4
- 全体5
- 花
- 花2
- 葉
- 芽出し
- 群生
- 群生2
- 「杜若」も誤解によるもの
湿生地を好みます。
(2009.7尾瀬ヶ原)
咲き始めの状態。
(2015.5 千葉市近郊)
その後拡がったのではないかと想像されます。手が入れられていると思われますが、都市近郊とは思えぬ良好な環境で、保全状態は良い。(2015.5 千葉市近郊)
(2015.5 千葉市近郊)
雄しべは花弁のようにも見える花柱と外花被片の間に隠れています。
写真は花柱を持ち上げた状態。(2010.5 千葉市)
葉は基部では茎を挟み込んでいますが、茎から離れると表面同士が張り付き、両面とも葉裏になります。写真は葉を少し引っ張ってわかりやすくした状態。(2010.5 千葉市)
(2017.3 千葉県四街道市)
放棄田の群生地。GWの頃、アシやガマが茂る間に沢山咲きました。
(2015.5 千葉市近郊)
カキツバタを漢字で「杜若」と書かれることがありますが・・・ そもそも本種は大陸では満州・シベリア東部・朝鮮に自生し、万里の長城以南の中国の領土には存在していません。従って、適当な漢字が見つかるはずもなかったのです。 なお、日本名の語源は、「かきつけばな」で、これに当てられた漢字は「掻付花」または「書付花」。花の汁を衣服に押し当てて染めたことによるという説が有力。 かきつはた 衣に摺りつけ 大夫(ますらお)の 着襲(きそ)ひ狩する 月は来にけり (大伴家持) ヤブミョウガと誤解される「杜若」より、万葉の世界の「掻付花」ほうがよっぽど風雅だと思いますが・・・。 以上、いろいろなサイトの記述から学習させて頂きました。 |