エビガライチゴ

top
バラ科 Rosaceae
茎には長い腺毛と剛毛があり、まばらに刺が見られます。葉は奇数羽状複葉で小葉は広い卵形~卵形、縁に欠刻状の鋸歯があり、柄、葉軸、小葉柄にも腺毛、剛毛、刺がみられる。
花は1cmほどと小さく、花弁は平開しない。萼片は披針形で外側に褐色の長い腺毛が密生にある。

 

2019.5.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3

エビガライチゴ-全体

当年枝は赤く、萼や枝に赤く長い毛が密生しています。
(2012.8 山梨県 旧・塩山市)

エビガライチゴ-全体2

葉がとても大きいもの。だいぶ印象が違いますが、
萼の赤い毛ですぐわかりました。(2014.6 青森県深浦町)

エビガライチゴ-全体3

茎があまり赤くないもの。腺毛の赤味もやや控えめ。
(2015.7 長野県東御市)

エビガライチゴ-花

萼に赤い腺毛が密生。
(2019.5 千葉県鴨川市)

エビガライチゴ-花2

花弁は萼より小さく、平開しない。
(2014.6 青森県深浦町)

エビガライチゴ-花3

花弁にも腺毛が見られた。
(2018.5 千葉県鴨川市)

エビガライチゴ-実

花が終わると萼は一端閉じ、熟して大きくなってくると再び開く。
(2012.8 山梨県 旧・塩山市)

エビガライチゴ-実2

完熟状態。東北の一部地域では栽培もされ、
販売もされているほど美味。(2015.7 長野県東御市)

エビガライチゴ-葉

葉は奇数羽状複葉で頂小葉が大きい。葉裏は毛があって白っぽい。
(2015.7 長野県東御市)

エビガライチゴ-葉2

表面にまばらに赤い毛が見られますが、それ以外にも軟毛があると思われ、
触った感触はビロード状。(2019.5 千葉県鴨川市)

エビガライチゴ-葉2

葉裏は綿毛が密にあって著しく白く、葉軸や小葉柄、葉脈に腺毛と刺が見られます。
(2017.6 千葉県 旧・・天津小湊町)

エビガライチゴ-枝

長い毛に混じって刺が見られます。
(2019.5 千葉県鴨川市)