イワシモツケ /  (型) マルバイワシモツケ

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バラ科 Rosaceae
1-2mになる落葉低木。
葉は互生し、変異が多いですが、ふつう、1-2.5cmの倒卵状長楕円形~広楕円形、先は丸く、基部は円形~切形、鋸歯はないか、先端部分に少しだけあります。
花は枝先に3-3.5cmの散房状に付き、花径7-10mm、花弁の先端が凹みます。雄しべは約20個で花弁と同長
葉が円形に近いものは、マルバイワシモツケと呼ばれますが、分類上はイワシモツケに含まれます。

 

2018.7.23 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • マルバイワシモツケ
  • 同2

イワシモツケ-全体

石灰岩地や蛇紋岩地で見られるシモツケ。
(2015.5 岩手県久慈市)

イワシモツケ-全体2

(2012.6 埼玉県小鹿野町)


イワシモツケ-全体3

(2018.7 北ア・八方尾根)


イワシモツケ-花

(2015.5 岩手県久慈市)


イワシモツケ-花

花は7-10mm、雄しべは他のシモツケより短く、花弁と同長・・・
ということですが、写真のものはやや短いようでした。(2015.5 岩手県久慈市)

イワシモツケ-花3

咲きはじめ。雄しべ未展開。
(2014.5 岩手県久慈市)

イワシモツケ-実

(2011.8 北ア・八方尾根)


イワシモツケ-葉

ふつう、先端部に鋸歯が見られますが・・・。
(2015.5 岩手県久慈市)

イワシモツケ-葉2

先端部に鋸歯のないもの。先端は鈍頭。
(2017.6 群馬県谷川岳)

イワシモツケ-葉3

葉裏。
(2017.6 群馬県谷川岳)

マルバイワシモツケ-全体

葉がより丸いものはマルバイワシモツケと呼ばれますが、
分類上は同じもの。(2008.8 北ア・八方尾根)

マルバイワシミモツケ-葉2

こちらは石灰岩地のもの。
(2016.5 岩手県岩泉町)