カライトソウ

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バラ科 Rosaceae
丈は40-80cm、葉は多くは根生し、茎葉は少ない。根生葉は9-13個の小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は3-6cmの長楕円形~卵状長楕円形で小葉柄があり、円頭で基部は心形、裏面は白い。
花序は4-10cmの穂状で、濃いピンク色、先端は垂れ、穂先の方から咲き始めます。花に花弁はなく、萼片は4つ、雄しべは6-12本で花糸は同色、花の外に長く飛び出して目立ちます。
下から咲くものをユキクラトウウチソウと呼びます。

 

2018.7.23 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 葉2

カライトソウ-全体

10cm近い花穂を垂らすので、とても目立ちます。
(2011.8 北ア・白馬岳)

カライトソウ-全体2

大雪渓の斜面の一角で咲いていました。
(2013.8 北ア・白馬岳)

カライトソウ-全体3

(2006.8 北ア・立山)


カライトソウ-全体4

(2018.7 北ア・八方尾根)


カライトソウ-花

花は上から咲きます。
(2008.8 北ア・八方尾根)

カライトソウ-花2

花弁状の萼片から雄しべが長く飛び出ています。
(2015.8 北ア・八方尾根)

カライトソウ-葉

小葉は卵状楕円形~長楕円形で、9-13個。
(2015.8 北ア・八方尾根)

カライトソウ-葉2

小葉裏。無毛のようです。
(2015.8 北ア・八方尾根)

カライトソウ-茎

茎葉。こちらも毛らしきものは見当たらない。葉の基部はやや鞘状。
(2015.8 北ア・八方尾根)