シモツケ / シロバナシモツケ

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バラ科 Rosaceae
シモツケソウと混同されることがありますが、こちらは木本。
落葉低木で丈は1mほど、葉は互生し、3-8cmの狭卵形から卵形で先は尖り、基部はくさび形~円形、不揃いな鋸歯が見られます。
花は枝先に複散房状、半球状に多数付き、花径3-6mmで淡ピンクから濃いピンクまで様々、雄しべは25-30個で長く突き出ます。

 

2018.6.3 更新
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  • 葉2
  • 葉3
  • シロバナシモツケ

シモツケ-全体

(2008.8 長野県湯の丸高原)


シモツケ-全体2

9月ですが、咲き遅れたものが見られました。
(2017.9 長野県霧ヶ峰)

シモツケ-全体3

崖地などでは、枝が細く、花が垂れ下がるような姿で見られました。
(2018.6 千葉県大多喜町)

シモツケ-花

花色には濃淡があり、希に白もあるそうです。
(2018.6 千葉県大多喜町)

シモツケ-花2

花弁5、花柱5、雄しべは数えられませんでしたが、
25-30個あるそうです。(2017.9 長野県霧ヶ峰)

シモツケ-花3

萼裂片は三角形、又は広卵形でした。
萼や柄に伏毛と思われる毛が見られた。(2018.6 千葉県大多喜町)

シモツケ-葉

葉は短柄があり、狭卵形~広卵形。
(2017.9 長野県霧ヶ峰)

シモツケ-葉2

鋸歯の浅いもの
(2018.6 千葉県大多喜町)

シモツケ-葉2

葉裏は白っぽく、脈だけでなく面にも粗い毛が見られました。
(2017.9 長野県霧ヶ峰)

シモツケ-茎

上部の茎には短毛が見られましたが、ほとんどないものもあるようです。
(2017.9 長野県霧ヶ峰)

シロバナシモツケ

白花はシロバナシモツケ (f. albiflora) と呼ばれます。
(2018.6 千葉県大多喜町)