ダイコンソウ Geum japonicum

2023.8.2 更新

ダイコンソウ

分類
バラ科 ダイコンソウ属
植生環境
際 山地
開花時期
5-8月 林縁 草地 やや湿ったところ
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は25-60cm、まばらに分枝し、側枝は横に伸びます。茎や葉には短毛が見られます。根生葉は3-5小葉からなる羽状複葉、頂小葉が大きくて3-6cmの円形~広卵形、3裂し、低い歯牙があります。茎葉は下部では頂小葉は3深裂、側小葉は小さい。上部の葉は単葉のことが多い。
花は上部の葉腋から伸びる長い柄に付き、径15mm、萼は5個で少し反曲し、短毛が多い。果実は球形。
備考
エングラー :  バラ科
類似種
オオダイコンソウ : 丈が大きく、毛が多く、根生葉は5-11小葉、果実は楕円状球形。
カラフトダイコンソウ : 茎に赤い剛毛があり、茎葉がやや大きい。
撮影地
2027.7 千葉市

ダイコンソウ

林縁のほか、少し日当たりの悪い田んぼまわりや整備されていない水路の土手などでも見かけます。 (2023.7 千葉市)

ダイコンソウ

花は径15mmほど、萼は反り返り、短毛があります。 (202.7 千葉県四街道市)

ダイコンソウ

中部以下では頭大羽状になり、頂小葉はしばしば3裂、側小葉は中部では小さいが下部にいくに従って大きくなる。托葉は大きく、粗い鋸歯がある。 (2020.7 千葉市)


ダイコンソウ

上部の葉は単葉になることが多い。 (2023.7 千葉市)