ヒメキンミズヒキ Agrimonia nipponica

2023.8.30 更新

ヒメキンミズヒキ

分類
バラ科 キンミズヒキ属
植生環境
山地
開花時期
7-10月 谷沿いなど
地域
全国
特記
 -
特徴
キンミズヒキに比べて花が小さく、花序がか細くて、ひょろっとしています。
丈はふつう、30-80cm、葉は3-5、時に7小葉からなり、小葉は楕円形~倒卵形で尖らず、質は薄い。裏面には不明瞭な腺点があります。
花は総状にやや疎らに付き、径5-7mm、花弁も細く、狭い楕円形。雄しべは5-8本、果実の鍵状の刺は少なく、内側に曲がります。
備考
エングラー :  バラ科
類似種
キンミズヒキ : 花径6-12mm、雄しべは8-15個。葉の先は尖る。
撮影地
2015.8 群馬県みなかみ町  他

ヒメキンミズヒキ

キンミズヒキくらいになることもありますが、花が小さく、ややまばらに見える。 (2023.7 千葉市)

ヒメキンミズヒキ

花は径5-7mm、花弁が細く、狭楕円形。雄しべは5-8。 (2012.8 山梨県甲州市)

ヒメキンミズヒキ

果期の花床筒は3mmほどと短く、稜は低くて目立たない。 (2023.7 千葉市)

ヒメキンミズヒキ

葉は3-5小葉、時に7小葉からなり、それぞれ楕円形~倒卵形。 (2012.8 山梨県甲州市)