ヤマザクラ Cerasus jamasakura var. jamasakura

2023.2.28 更新

ヤマザクラ

分類
バラ科 サクラ属
植生環境
里 山地
開花時期
3-4月  
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は15-25m、葉は8-12cmの長楕円形~卵形で、先は尾状、基部は広いくさび形~円形、鋭い鋸歯があり、時に一部が重鋸歯となることもある。新葉ははじめ赤味が強い。托葉は線形~披針形で欠刻状鋸歯がある。
花は前年枝の葉腋に2-5個、葉の展開と同時に咲き、花径は約3-3.5cm、花弁の先は切れ込みます。萼は筒状鐘形で無毛。苞は披針形。
備考
エングラー : バラ科
類似種
エドヒガン : 花期が少し早い。花は葉の展開前に咲き、径は約2.5cm、萼筒は有毛で基部が膨らむ。
オオシマザクラ : 花径は約4-5cm、萼裂片に鋸歯がある。葉の鋸歯は重鋸歯。托葉は線状披針形。
撮影地
2018.3 千葉市

ヤマザクラ

花は葉と同時に展開し、ソメイヨシノより少し小さく径2.5-3.5cm。 (2018.3 千葉市)

ヤマザクラ

花は2-5個ずつ付き、萼筒は筒状鐘形で無毛、裂片は長楕円状披針形で全縁。 (2018.3 / 2023.3 千葉市)

ヤマザクラ

葉は長楕円形~卵形で先は尾状に長く伸びます。縁が重鋸歯気味になることもある。新葉は始め赤い。 (2018.3 千葉市)