エドヒガン

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バラ科 Rosaceae
園芸種のような名ですが、野生種です。
丈が15-20mの落葉高木。
葉は6-12cmの長楕円形~狭倒卵形、先は尖り基部は広いくさび形、重鋸歯があり鋸歯の先は鋭い。
花は葉に先んじて咲き、2-5個ずつ付き、径2.5cm、淡ピンク、時に白、花弁の先は切れ込みます。萼筒は丸く膨らみ、萼と花柄に開出毛が密生します。

 本種にこの学名を使用した場合、イトザクラは C. itosakura 'Pendula' となる

 

2019.4.14 更新
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  • 花2
  • 花3

エドヒガン-全体

花期の終盤。葉が展開し始めていました。
(2011.4 山梨県 旧・白州町)

エドヒガン-全体2

(2011.4 山梨県 旧・白州町)


エドヒガン-花

花弁の先は浅く切れ込みます。
(2011.4 山梨県 旧・白州町)

エドヒガン-花2

萼筒が円く膨らみ、花柄や萼に開出した毛が見られます。
(2011.4 山梨県 旧・白州町)

エドヒガン-花3

萼は赤味を帯び、毛むが多く見られ、基部は丸く膨らみます。
裂片の縁には細かな鋸歯が見られます。(2019.4 長野県 旧・豊科町)