ホザキナナカマド

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バラ科 Rosaceae
丈が2-3mの落葉低木。
葉は奇数羽状複葉で、小葉は7-11対、広披針形~披針形、鋭頭、重鋸歯があり、始め、葉裏に長毛と星状毛が見られます。
花は枝先にやや細い円錐花序に付き、径5-6mm、雄しべは40-50本で花弁より長い。萼には細鋸歯が見られるか、腺毛がある。
よく似たニワナナカマドは花序が大きく、花の雄しべが20本前後で花弁と同長かやや短い。

 

2018.9.24 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 枝2

ホザキナナカマド-全体

休耕田に咲いていて、ちょっとびっくりでした。自生域ではなく、
逸出したものと思われます。(2018.9 長野県軽井沢町) <逸出>

ホザキナナカマド-全体2

(2018.9 長野県軽井沢町)<逸出>


ホザキナナカマド-全体3

(2018.9 長野県軽井沢町) <逸出>


ホザキナナカマド-花
雄しべは30-40本で花弁より長い。
よく似たニワナナカマドは20本で花弁と同長か少し短い。霧に濡れて本数がはっきりしなかったが、30本までは数えられた。(2018.9 軽井沢町)<逸出>

ホザキナナカマド-花2

萼片に細い鋸歯が見られました。
(2018.9 長野県軽井沢町)<逸出>

ホザキナナカマド-葉

葉は7-11対、小葉は広卵形~披針形で鋭頭、
重鋸歯が見られます。(2018.9 長野県軽井沢町)<逸出>

ホザキナナカマド-葉2

葉裏。はじめ長い軟毛の星状毛があるそうですが、花期後半だったせいか、
既に見られませんでした。(2018.9 長野県軽井沢町)<逸出>

ホザキナナカマド-枝

本年枝。葉腋に付いているのは托葉。
(2018.9 長野県軽井沢町) <逸出>

ホザキナナカマド-枝2

前年の枝。
(2018.9 長野県軽井沢町) <逸出>