オオシマザクラ

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バラ科 Rosaceae
8-10mの落葉低木。葉は8-13cmの倒卵状長楕円形~倒卵状楕円形、先は尾状、基部は円形~ハート形、重鋸歯があり、その先は芒状に長く伸びます。
花は葉と一緒に展開し、散房状に3-4個付きます。花は白色、径は3-4cmと大きく、花弁の先は切れ込みます。萼裂片に鋸歯が見られ、苞にも上半に鋸歯が見られます。果実は径1.2cmの球形で、黒く熟します。

 

2023.4.21 更新
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  • カズサザクラについて

オオシマザクラ-全体

千葉市内と館山ではこれほど季節が違うのかと改めて思いました。
(2018.3 千葉市)

オオシマザクラ-全体

ここは本来の自生地ではないように思いますが、雑木林のなかにありました。アケビなどが絡みついていて、花はまばらにしか付いていなかった。(2018.3 千葉市)

オオシマザクラ-花

(2018.3 千葉市)


オオシマザクラ-花2

萼や柄は無毛、苞の上半分に鋸歯が見られます。
(2019.3 千葉県館山市)

オオシマザクラ-花3

萼裂片に鋸歯が見られます。
(2019.3 千葉県館山市)

オオシマザクラ

(2023.4 千葉市) <植栽>


オオシマザクラ-葉

(2018.3 千葉市)


オオシマザクラ-葉2

(2018.3 千葉市)


オオシマザクラ-葉3

重鋸歯があり、先は芒状に尖ります。
(2018.3 千葉市)

千葉県内のオオシマザクラは純粋なものはわずかで、大半はヤマザクラと自然交雑したカズサザクラ (Cerasus speciosa × C. jamasakura) との見解があります。