ウラジロナナカマド / ナンキンナナカマドモドキ

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バラ科 Rosaceae
多くの高山の紅葉の立役者。
丈が1-2mの落葉低木。葉は9-13小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は4-6cmの長楕円形で先端形状はまちまち。鋸歯は上半分まで。裏面は白い。
花序は茎頂に付き、径6-8cm、花は1-1.5cm。
品種ナンキンナナカマドモドキは托葉が大きくて歯牙があるもので、ふつうのウラジロナナカマドに混ざって見られる事が多い。

 

2020.1.11 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 果期
  • 花5
  • 葉2
  • 紅葉
  • ナンキンナナカマドモドキ
  • 同2

ウラジロナナカマド-全体2

花序は径6-8cm。
(2019.7 岩手県八幡平)

ウラジロナナカマド-全体2

(2007.8 北ア・穂高岳)


ウラジロナナカマド-果期

(2014.9 新潟県 妙高山)


ウラジロナナカマド-花

(2007.8 北ア・穂高岳)


ウラジロナナカマド-花

花柱5が確認できる。
(2019.7 岩手県八幡平)

ウラジロナナカマド-実

果実は広楕円状球形。
(2014.9 新潟県 妙高山)

ウラジロナナカマド-葉

小葉は9-13個、上半分に鋸歯が見られます。
(2007.8 北ア・穂高岳)

ウラジロナナカマド-葉2

葉裏は白い。
(2019.7 岩手県八幡平)

ウラジロナナカマド-風景

本種は涸沢の紅葉の立役者。
(2006.10 北ア・穂高岳)

ナンキンナナカモドモドキ-全体

ふつうに見ればウラジロナナカマドですが・・・。
(2019.7 岩手県八幡平)

ナンキンナナカマドモドキ-葉

基部に歯牙のある大きな托葉が見られる。(矢印)
(2019.7 岩手県八幡平)