オウシュウタイトゴメ

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ベンケイソウ科 Crassulaceae
宅地付近の道路際や石垣などで見られることの多いマンネングサ。園芸用からの逸失帰化。
有花茎は5-12cm、茎はやや赤みを帯び、葉は互生し、円筒形で先は丸みを帯びる。花期~果期を除き、茎は短く密に葉に覆われるか、半ば枯れたような姿。
花は3-6個からなる集散花序に付き、5数性、雄しべは10。
なお、南関東には、良く似たヨコハママンネングサがあります。

 

2023.4.21 更新
  • 全体
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  • 全体3
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  • 比較2

オウシュウタイトゴメ-全体

河川敷にあったもの。下の砂利が新しいことから、比較的最近持ち込まれたようだ。
(2020.6 千葉県松戸市)

オウシュウタイトゴメ-全体2

東京の郊外では本種よりヨコハママンネングサがよく見られ、
誤認されることが多いように思います。(2020.3 千葉市)

オウシュウタイトゴメ-花

裂開前の葯は黄色~橙黄色。
(2020.6 千葉県松戸市)

オウシュウタイトゴメ-葉

有花茎の葉は互生または3輪生。
(2020.3 千葉市)

オウシュウタイトゴメ-葉

(2020.6 千葉県松戸市)


オウシュウタイトゴメ-葉2

無花茎の葉。縁付近にわずかに突起が見られた。
(2020.6 千葉県松戸市)

オウシュウタイトゴメ-全体3

(2020.6 千葉県松戸市)


オウシュウタイトゴメ-比較

左から・・・メキシコマンネングサヨコハママンネングサ、本種。方眼は1cm。
(2016.5 千葉市)

オウシュウタイトゴメ-比較2

左:ヨコハママンネングサ 右:オカタイトゴメ 
本種には微細な粒状突起がなく、ツルッとしている。(2016.5 千葉市)