レブンイワレンゲ

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ベンケイソウ科 Crassulaceae
葉はロゼット状に付き、葉は粉白を帯びてかなり白っぽく、広卵形で先は円頭。
花は穂状に付き、花弁は白、葯は黄色い。
コモチレンゲのsynonymという見解もありますが、Y-Listに従って分けました。

 

2016.5.1 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 芽出し
  • コモチレンゲと分けることに関して

レブンイワレンゲ-全体

まだ少し早かったようで、全部蕾でした。背景の線形の葉はアサツキ、菊はコハマギク
(2013.10 青森県)

レブンイワレンゲ-全体2

(2013.10 青森県)


レブンイワレンゲ-蕾

開花直前。一部の花被はわずかに開き始めていましたので、もう1日あったらと
悔やまれます。萼5枚に花被5枚は確認できますが・・・。(2013.10 青森県)

レブンイワレンゲ-葉

葉はかなり白っぽく、多肉。
(2013.10 青森県)

コモチレンゲ-葉

礼文で見られたもの。葉の白っぽさには多少バラツキがあるようです。
(2007.6 礼文島)

レブンイワレンゲ-芽出し

(2016.4 青森県)



多くの図鑑では、本種はコモチレンゲの別名(synonym)として扱われているため、コモチレンゲとレブンイワレンゲの差異は今一つはっきりせず、このページは自生地情報を元に特定しました。

ただ、礼文のもの、青森のものともに、春~夏に明らかな走出枝を出している姿は見たことがなく、もしかしたら、これが決定的な差異なのかもしれないと思いました。(頻度が少ないので、筆者が見れていない可能性もあります)

また、レブンイワレンゲの葉は明らかに青白いですが、コモチレンゲはそれほどでもなく、「微妙に青白い」という感じがします。コモチレンゲの葉は青白いと記載されている図鑑が多数ありますが、両者を同一種と考える図鑑等の記述ですので、分ける場合は参考になりません。

なお、裂開前の葯の色は、コモチレンゲは淡褐色、レブンイワレンゲは黄色とされていますが、実際には微妙なケースもあるようです。

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本種はY-Listに掲載されてはいますが未確定と見たほうが良く、分けることが確定した後の学名はおそらく・・・Orostachys malacophylla var.***** になるのではと勝手に推測しています。