キタヨツバシオガマ Pedicularis chamissonis var. hokkaidoensis
(品種) シロバナヨツバシオガマ


キタヨツバシオガマ

分類
ハマウツボ科 シオガマギク属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
6-7月 草地
地域
飯豊以北
特記
 -
特徴
丈が大きく、花が何段にもつくエゾヨツバシオガマの変種。
花の段数は7-12段。花冠は萼出口付近で下向きに折れ曲がり、上唇の嘴部分はヨツバシオガマより短い。
白花品はシロバナヨツバシオガマと呼ぶ。
異説
エゾヨツバシオガマに含める意見もある。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
レブンシオガマ : 花が15-30段にもなる。
撮影地
2006.7 山形県月山

キタヨツバシオガマ

丈も大きく、月山では50cm以上になります。 (2015.7 山形県月山)


キタヨツバシオガマ

花はふつうのエゾヨツバシオガマと同じ。 (2018.6 山形県月山)


キタヨツバシオガマ

本種もエゾヨツバシオガマの特徴である萼の出口付近で花冠が折れ曲がる。嘴の長さはヨツバシオガマほど長くない。 (2015.6 岩手県早池峰山)


キタヨツバシオガマ

葉は4輪生、時に3-6l輪生、羽状に全裂しさらに浅裂。 (2018.6 山形県月山)

(品種) シロバナヨツバシオガマ f. leucantha

シロバナヨツバシオガマ

紛らわしい名だが、Y-listでは以下のように記述されており、学名上はキタヨツバシオガマの白花と読み取れる。
Pedicularis chamissonis Steven var. hokkaidoensis T.Shimizu f. leucantha Horii  (2009.8 山形県鳥海山)